My story 1：香港との出会い

 

1989年ーー初めてこの年、私は香港に降り立ちました。

それはきっと運命だったのです。

初めての香港旅行。

ネイザンロードを歩いた時

何故だか・・・「懐かしい」そう感じた。

それは遠い遠い昔、今、この場所に立っていたような・・・

まるで過去の記憶が蘇ったような

そんな感覚でした。

子供の頃から私は

「大人になったら自分の合う国に住みたい」と思っていたから

1984年に初めて行った国はニューカレドニアでした。

ちょうど「天国に一番近い島」が流行っていた頃。

そこはフランス領の素敵な島でした💝

この旅をきっかけに私の「自分に合う国」探しが始まり、

時間があれば飛行機であちこち飛んでいました。

私の人生の夢は「死ぬまでに世界一周」

いつか自分に合う国に出会うことを夢見て。

その後、たくさんの国へ出かけたけれど、

これまで同じ場所に二度行くことがなかったのです。

どの国も素敵で「また行きたい！」と感じていたけど。。。

でも、香港は違っていた。

その翌年も、その次の年も。。。

そして毎年通うようになる。

1996年に香港に移住するまで、香港への渡航は50回を越えていました。

香港へ通えば通うほどその魅力に惹きつけられ、

香港への想いは収まるどころか年々ますます深くなる一方でした。

それはやっと巡り合った恋人のようでした。

こうして私は「自分に合う国（場所）」を見つけたのです。